【4時間目 頭を冷やした後、ムスメちゃんと仲直りして、登校するまでの90分】
ご訪問ありがとうございます。
今回は、1〜2時間目の出来事の続き 〜完結編〜です。
焦りと自分の思い通りにならないイライラに任せて、つい強制的な方法でムスメちゃんにぶつかってしまったしくじり先生ゆりりん。
パパのアシストにより、ムスコくんの幼稚園送りというタイムアウトをもらいます。思わず涙がこぼれながらも冷静に振り返り、帰宅。
その後の90分。どんなやりとりがあったのか??
一緒に振り返ってみましょう。
9:40
ムスコくんの幼稚園送りから戻ると、玄関にパパ、すぐ隣の部屋にうつむき座り込んでいるムスメちゃん。
パパ「勝手に悪い方に考えて不安になって何も動けなくなるのだけはやめようよ…」
↓
ムスメちゃん「…。」
パパの意見に、なるほどー!ムスメちゃんのことよくわかってる!さすがの分析!と思いつつも、
つい、目の前のムスメちゃんの変わらない態度を見て、
『まだ話してたんだ、、、(ー ー;)』
と余計な一言を言ってしまう。。
いかん!せっかく気持ちを切り替えてきたのに!
…と、再度タイムアウトを取るため一人リビングへ。
その後すぐにパパは出勤でバトンタッチ。
"ムスメちゃんとのなりたい関係" のために気持ちを切り替えて、改めてムスメちゃんがいる部屋へ。
ムスメちゃんに優しく近づく。
↓
『怖い言い方しちゃってごめんね…(;_;)』
↓
「…。 (体育座りで下を向いたまま)」
↓
『ママ、朝間に合うように、学校まで自転車でさっと送っていくこともできたんだ…。 でもなんでそうしなかったかわかる?』
↓
「…。」
↓
『ムスメちゃんに、自分で選んだことの結果を感じてほしかったの。
音読だけやらずに行くことも、今日帰ってからまとめて2回やることもできたよね?
なんでも全部完璧に…なんて難しいもん。
どれかをちゃんとやりたいなら、他のことは少し手をゆるめないと…』
↓
『ママね、ムスメちゃんと似てるからわかるよ』
↓
(え?と 顔を上げてちらっと私の顔を見る)
↓
『ママも完璧にやりたいけどできないこといっぱいあるの。
ママがちっちゃいときね、じぃじに「60点でいいんだよ」って言われたことあるんだ。でもさ、そのときは、60点なんて低すぎる、そんなのやだ、100点目指すの当たり前じゃんって思ってた!』
↓
「(^-^) うん、ムスメちゃんもそう思う!」
(やっと閉ざしてた心の氷が解けたみたい…)
↓
『だよね!でもね、今なら、それってすごく大事なことだな〜って。じぃじの言ってくれたこと、よーくわかるんだ』
↓
「…。」
↓
『(^-^) ちょっとあっちでおやつでも食べよっか!』
↓
お茶とおやつを食べながら、リビングでゆっくり話すことに。
話していると、
「途中から行きたくない。だって絶対何か聞かれるじゃん」
「クラスのみんなには言いたくない」
↓
『なんで?』
↓
「だってそういうイメージないじゃーん」
(自分は、クラスのみんなから、宿題を忘れたり遅刻するイメージがないと言う。)
(学校で、"優等生"がんばってるんだ…)
↓
『えぇーそう? 誰だって忘れることだってあるし、たまには遅れちゃうことだってあるよぉ』
↓
「待ち合わせの2人には、「今日寝坊しちゃったー」とか普通に言ってる! けど、他のみんなにはムリーー」
↓
『そっかぁ。でも言えるお友達がいてよかったね!クラスのみんなにだって、普通に言っちゃえばいいのに〜!』
↓
「えぇー、それはムリ!」
周りからどう見られるか?を気にしている様子。
『なんで待ち合わせの2人には言えるの?」
↓
「だって幼稚園一緒だったりマンション一緒だったり、ちっちゃい頃から知ってるじゃん」
(そっか…これもわかる気がする。
仲の深さというか、心の距離の近さというか…
クラスみんなにはまだ難しいとしても、自分をさらけ出せる友達がいるというのは、心強いこと。
家族や仲のいい友達という核となる部分、安心できる存在がいてくれるのは、とてもありがたいこと)
↓
10:20
『これからどうする?』
(次、4時間目始まるのに間に合う時間に出るには、あと30分あると2人で確認)
↓
『じゃあ、あそぼっか♪』
最近よくやる手遊びや、一緒にエレクトーンを弾いたりしながら楽しく過ごす。
↓
10:55
(いざ!出発時間!
今度は行く気になってる!)
↓
『自転車の後ろに乗るの久しぶりだね〜』などと話しながら学校へ。
↓
到着するとまた不安が襲ってきたみたいで…
↓
「やっぱムリーー なんて言えばいいの、、、」
↓
『用事があったって言えばいいよ。ママの用事があったってことにしてもいいよ?』
(ここは助ける。ムスメちゃんなりのスモールステップを踏むために。
こんなに大幅に遅刻してまで、途中から登校できたのは初めてだから…!)
↓
11:10
校庭ではクラスメイトが3時間目の体育中。まだ終わってなかった。
↓
玄関で葛藤。
『先に教室行っとく?それか、ここでみんなが終わって来るの待ってからお友達と一緒に上あがる?』
どうしよう〜〜と、私や靴箱に隠れながら校庭の様子を伺う。迷いながらも、決心して先に行くことに。
笑顔でうなずきながらバイバイして見送る。
(ムスメちゃんなら大丈夫だよー!今が成長のとき!きっと帰りは笑顔で帰ってくる!と信じながら…)
↓
体育終了。
玄関に、わ〜っとクラスメイトが走ってくる。
私が口々に聞かれる。
「あー!◯◯ママー!」
『おはよー!』
「ムスメちゃん、今来たのー?」「どうしたのー?」
『うん、用事があったのー。ムスメちゃんいま来て先に上がったよー!一人で不安だと思うから、話しかけてあげてもらえる?』
↓
先生と話す。
先生にだけは朝のやりとりなど、事情を伝えると、
「「どう?大丈夫?」と聞いて、「うん!」と言ったらそれ以上聞かないようにしますね」と言ってくださる。
ありがたい!
↓
4時間目と給食食べて13時下校。
(たまたま午前授業の日だったので)
↓
やはり、笑顔で帰宅!!
↓
『おかえり♪ 大丈夫だったみたいだね(^-^)』
↓
「うん、大丈夫だった(^-^)」
↓
『やっぱりね!こういうとき、いつも帰りはニコニコで、大丈夫だった〜って帰ってくるもんね! ムスメちゃんなら大丈夫って、ママわかってたよ(^-^)!』
↓
「うん(^-^)」
朝、心が折れてしまうと、私が諦めてしまい、もう今日は無理だからと休ませることがあった。
でも今回は違った!
4時間目からでも、なんとか気持ちを切り替えて登校することができたのは、ムスメちゃんにとって大きな一歩!
クラスメイトにも感謝。何人かには「どうしたのー?」「何してたのー?」と聞かれたようだけど、"必殺「用事があったの」" で、それ以上深く聞いてくる子はいなかったみたい…
ムスメちゃんにとって、とても大きな自信になったと思う。
私にとっても、無理かな…と私が諦めるのではなく、「子どもを信じて見守ろう」と改めて思う出来事だった。
1時間目からお付き合いいただきましてありがとうございました!
これで一件落着です(^-^)
私のように、親が勝手に無理と判断したり、最終的に強制的な方法を使ってしまうのではなく、
"子どもを信じて見守る"
ぜひ頭の片隅にでも残しておいていただけると嬉しいです。
私も気をつけます^_^;!!
でも、すぐには身につかないので同じしくじりをまた何度か繰り返すとは思いますが…
こうして試行錯誤しながら、だんだん一歩ずつ掴んでいければいいですよね♪
一緒に前進していきましょう!
今日も素敵な1日を(*^^*)
次回は、4時間目の "ママカフェ実践ポイント" と "チャレンジしたこと" のまとめです。
〜子育てが楽しくなるママカフェは、
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